野球の「佐賀アジアドリームズ」が参戦2季目の「九州アジアリーグ」で公式戦初勝利を挙げた。佐賀インドネシアドリームズから…

 野球の「佐賀アジアドリームズ」が参戦2季目の「九州アジアリーグ」で公式戦初勝利を挙げた。佐賀インドネシアドリームズから球団名を変更して迎えた地元での開幕シリーズで、宮崎サンシャインズに8―7で劇的な逆転サヨナラ勝ちを収めた。

 リーグ準加盟の佐賀は、3月29日からひぜしんスタジアム(武雄市民球場)で開幕3連戦に臨んだ。宮崎に10―14、9―10と連敗した後、31日の第3戦も一時は4点をリードされた。しかし、諦めずに終盤追い上げ、1点を追う九回に連続長打で追いついた。なお、無死二塁から、2番のアサンカ選手(28)が右前にサヨナラ二塁打を放った。

 香月良仁監督(41)は「まず一勝が目標だったので、ホッとしている」と正直に話した。参戦1年目の昨季は公式戦16戦全敗だった。選手が半分ほど入れ替わったが、「経験ある選手もおり、去年より打撃陣は厚みを増すだろうと思っていた」と言う。

 サヨナラの場面は、スリランカ代表チームで中軸を任される2年目のアサンカ選手に、定石通り犠打のサインを出した。しかし、初球を失敗したため、ヒッティングに切り替えサヨナラ打が生まれた。香月監督は「フルスイングが魅力の選手で、結果が出てよかった」と喜んだ。

 今季の公式戦は秋まで計24試合が予定されている。白星を積み重ねるには投手陣の整備が課題だ。パキスタンから新加入した201センチの長身から豪快に投げ込む期待のムシャラフ投手(20)は2試合に登板し、計3回を無失点に抑えた。香月監督は「投手を含め課題の守備面を整備し、3連戦で勝ち越せるようにしたい」と新たな目標を掲げた。次戦は4月25日から熊本市で火の国サラマンダーズと3連戦が組まれている。(森田博志)