◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555yd(パー72)10日(木)に開…

松山英樹のCM撮影に潜入。ファイト、イッパーツ! ※リポビタンD<指定医薬部外品> 疲労回復 15才以上1日1回1本

◇メジャー第1戦◇マスターズ 事前◇オーガスタナショナルGC(ジョージア州)◇7555yd(パー72)

10日(木)に開幕する「マスターズ」で4年ぶり2回目の優勝を狙う松山英樹が、大正製薬のテレビCMに登場する。主力商品であるリポビタンDの映像広告に出演。今シーズン開幕前に日本国内で行った撮影に潜入した。

マイクのそばでファイト、イッパーツ!の声を収録

水をひと口含み、のどの調子を整える。静寂に包まれた空間で、松山はマイクに元気よく声を発した。「ファイト イッパーツ!」

数十年に渡って、お茶の間に響いてきたセリフの収録は“一発”OKとはいかなかったものの無事に完了。緊張感から解放され、「役が大きすぎて、荷が重いです。しんどかった。自分の声が(CMに)のるとは…。1回目で覚悟を決めて言うのが大事ですね。2回目、3回目となると躊躇(ちゅうちょ)しちゃう」とホッと一息ついた。

関東某所のスタジオにセットが組まれた

撮影は昨年のうちに関東某所のスタジオで行われた。松山は試合の日曜日に着用する黄色いシャツを身にまとって登場。屋内に組まれた巨大セットの中心で1Wを振った。

台座のそばを勢いよく回転するカメラがその動きをとらえる。複数のアングルでの撮影とセットチェンジが繰り返され、そのたびにスタッフが映像を確認。ふとした待ち時間のあいだに、スイングを確認する仕草を見せるのもプロゴルファーの性だ。

モニターを眺める

リポビタンDは1962年に販売を開始。日本の高度経済成長期を支えた商品のCMは発売と同時にスタートした。初代の出演者はプロ野球・巨人のエンディ宮本。2代目の王貞治は10年に渡って大役を務めた。

「ファイト・一発!」のキャッチフレーズが生まれたのは、当時の刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で人気を集めた俳優の勝野洋、宮内淳が出演した77年。松山は歴代の演者の中でも、99年からキャラクターを務めた「ケイン・コスギさんの印象が強い」という。シリーズにはその後、そうそうたるアスリートが登場。野球の大谷翔平、ラグビーのリーチ・マイケルと堀江翔太、バスケットボールの八村塁らがバトンを受け継いだ。

あ、すごい

2021年に契約を結んだ松山と商品とのキャッチコピーは『次の目標へ 次の挑戦へ 諦めそうになっても あと少しのファイトで超えるんだ』。これまでのキャリアで「壁をこえた」と思えた瞬間について、松山は「絶対に“メモリアル”でしょう」と即答した。

マスターズは10日に開幕する

本格参戦初年度の2014年6月、プレーオフの末にPGAツアーで初優勝を飾った「ザ・メモリアルトーナメント」。当時22歳。「プレーオフのパーパット(ウィニングパット)、プレーオフに進むためのパーパット、どちらも決めなければいけなかった。優勝パットって全部そういうシーンですけどね」とタイトルを重ねるきっかけをつかんだ。

いよいよ開幕する、自身にとって14回目のマスターズ。次に挑むべきはアジア勢初のメジャー2勝目の壁だ。