「チャイナ・オープン」(10月2日~10月8日/中国・北京/ハードコート)のシングルス2回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦。ルブレフは第1セットを取られ、ブレークで劣勢に立たされたものの、1時間48…

「チャイナ・オープン」(10月2日~10月8日/中国・北京/ハードコート)のシングルス2回戦でアンドレイ・ルブレフ(ロシア)がトマーシュ・ベルディヒ(チェコ)と対戦。ルブレフは第1セットを取られ、ブレークで劣勢に立たされたものの、1時間48分の戦いの末、世界ランキング20位のトマーシュ・ベルディヒを、1-6、6-4、6-1で下した。

ATPのネクスト・ジェネレーションに選出されているルブレフが、「ATPファイナルズ」への出場を目指すベルディヒの夢に深刻なダメージを与えたとATP公式サイトが報じている。

ベルディヒが第2セットでブレークポイントをしのぎ3-1としたあと、ルブレフはベルディヒのサービスを3回連続でブレークして試合の流れを完全に変え、第3セットでは64%のポイントを奪った。

ルブレフにとってこの勝利は、今年の「全米オープン」で当時9位のグリゴール・ディミトロフ(ブルガリア)、当時14位のダビド・ゴファン(ベルギー)の両方を破って以来、キャリアの中でトップ20に対する3度目の勝利となった。

ルブレフは準々決勝で、世界ランキング4位で20歳のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)と戦う。今後が期待される新星同士の注目の1戦だ。

若手のなかでも特に最近の活躍が目覚ましいルブレフとズベレフ。今年20歳の彼らが今後の男子テニス界を引っ張っていく存在となる可能性は高いだろう。(テニスデイリー編集部)※写真は「チャイナ・オープン」でベルディヒを破ったルブレフ

(Photo by Etienne Oliveau/Getty Images)