「チャイナ・オープン」(10月2日~10月8日/中国・北京/ハードコート)のシングルス2回戦で世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)がカレン・カチャノフ(ロシア)を6-3、6-3のストレートで破り、準々決勝へ駒を進めた。ナダルは…

「チャイナ・オープン」(10月2日~10月8日/中国・北京/ハードコート)のシングルス2回戦で世界ランキング1位のラファエル・ナダル(スペイン)がカレン・カチャノフ(ロシア)を6-3、6-3のストレートで破り、準々決勝へ駒を進めた。

ナダルは、初めて参戦し優勝した2005年に続いて、「チャイナ・オープン」での2つ目のタイトルを目指している。また、2013年と2015年には決勝でノバク・ジョコビッチと対戦し敗れ、準優勝している。

この試合でナダルは6回ブレークされそうになりながらも、ATPのネクスト・ジェネレーションに選出されているカチャノフ相手に今季2勝目。89分で試合を決めた。ナダルは今季58勝をマークしており、今季のATPワールドツアーでの勝利数でリードしている。また、今季は「全仏オープン」と「全米オープン」で優勝し、ATPワールドツアーマスターズ1000でも「モンテカルロ・ロレックス・マスターズ」と「ムトゥア マドリッド・オープン」でタイトルを獲得。素晴らしいシーズンを送っている。

ナダルは次戦で、1時間足らずでレオナルド・メイヤー(アルゼンチン)を6-0、6-3で下した第6シードのジョン・イズナー(アメリカ)と対戦する。2人の過去の対戦成績はナダルの6勝0敗。

「今日の試合には満足している。堅実な試合ができたと思っている。明日のイズナーとの対戦は難しいものになるだろう。彼は信じられないぐらい良いプレーをしている。今日彼の試合を見たが、彼のプレーは偉大だった。明日はどうなるか楽しみだね。」とナダルは語ったとATP公式サイトが報じている。

今季2つのグランドスラムタイトルを獲得し、完全復活を遂げたナダルの活躍が今後も楽しみだ。(テニスデイリー編集部)※「チャイナ・オープン」でカチャノフを破ったナダル

(Photo by Zhe Ji/Getty Images)