石川は6日の阪神戦でも5回1安打1失点と試合を作った(C)産経新聞社 巨人は週末の阪神との3連戦に3連敗。今季初の伝統の…

石川は6日の阪神戦でも5回1安打1失点と試合を作った(C)産経新聞社
巨人は週末の阪神との3連戦に3連敗。今季初の伝統の一戦に、2戦目では相手主軸の佐藤輝明に1試合2発を許し、3戦目も完封負けと投打にわたって、及ばず。首位陥落となった。
【巨人ローテ再編か…】阪神相手に3連敗で首位陥落…石川達也の救援”再転向”が濃厚か
︎グリフィン復帰でローテはどう変わるのか
︎田中将大の起用法についても語ります
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また開幕から3カードが経過し、阿部慎之助監督も先発ローテ再編を示唆。仕切り直しとなった要因には球界内からも考察の声があがっている。
現役時代は大洋(現DeNA)で活躍、引退後は日本代表コーチを務め、現在は野球解説者として活躍する高木豊氏は7日に自身のYouTubeチャンネルに「【巨人ローテ再編か…】阪神相手に3連敗で首位陥落…石川達也の救援"再転向"が濃厚か!?グリフィン復帰でローテはどう変わるのか!?田中将大の起用法についても語ります!!」と題した動画を更新。巨人のチーム構想を独自の目線で分析している。
今回、報道で阿部監督がローテ再編を示唆したことに関して、高木氏は「再構築というよりも、グリフィンの状態でまた元の状態に変えようかな」と当初の構想の形に戻すとした。
当初開幕ローテ入りが濃厚だったフォスター・グリフィンが発熱で登板回避となったことを受け、赤星優志に先発枠がめぐってきた経緯があった。しかし、ここにきてグリフィンがコンディションが整ったことで、本来の形に戻すとした。
一方で現在の投手陣でテコ入れしたい箇所についても言及。
「中に入れているピッチャーがあまり良くないんだよ」と、救援投手陣のパフォーマンスが落ちていることが気がかりとした。
すでに救援左腕のアルベルト・バルドナードは抹消し、かわってカイル・ケラーが昇格したが「ケラー使っても良くない」とした上で変則左腕の高梨雄平の状態も上がってきていないと指摘。
すでに今季は絶対守護神のライデル・マルティネスが9回、8回には昨季までストッパーを務めていた大勢が控える中、「勝ちゲーム、1点差をどう逃げ切るかというと赤星とかコントロールいいし、1イニング限定で投げさすということもある」と先発もできる赤星を中継ぎに回すほうがチームが好循環で回っていくとした。
またすでに先発で1勝をあげ、注目左腕の石川達也に関しても「石川もタイミング的に変化を与えられる」として、チェンジアップ、カットボールなど多彩な変化球を操るだけに「中継ぎで大成していくかな」とコメント。本来の持ち場だった、ブルペンの一員として力を発揮していくのではないかと予想した。
開幕前からマルティネスが加わったことで、他チーム垂涎の救援陣とされてきたが、ここにきてほころびが目立つことで、テコ入れが必要とした。
動画内では先の中日戦で復活勝利をあげたベテランの田中将大の今後の起用法に関しても高木氏が見解を示している。
仕切り直しの巨人は8日からDeNAと敵地で2連戦を戦う。阿部監督の勝利を目指す投手起用も引き続き、注目を集めていきそうだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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