【SVリーグ】群馬グリーンウイングス 1-3 岡山シーガルズ(4月5日・女子第22節)【映像】咄嗟に選手を守るコーチ 実…
【SVリーグ】群馬グリーンウイングス 1-3 岡山シーガルズ(4月5日・女子第22節)
司令塔の闘志あふれるプレーで、コート横に飛んだボールに喰らいつくと、勢い余って看板に直撃……というヒヤリ場面が発生。しかし次の瞬間、コーチが腕を伸ばして看板との衝突を回避する隠れファインプレーともいえる“気遣い”を見せた。
4月5日に行われた大同生命SVリーグの女子第22節で岡山シーガルズは群馬グリーンウイングスと対戦。第2セット5-5の場面で、問題のシーンが訪れた。
群馬のサーブで始まったシーンで、金田修佳のレシーブは自チームのベンチ方向へと流れてしまう。すると、セッター・濱田真友が一目散に走って右手ワンハンドで拾う好プレー。しかし、滑り込んだ勢いそのままに看板に直撃しそうになってしまう。
なんと、その先で濱田の体を支えたのが吉田啓佑コーチだった。河本昭義監督の右腕であるコーチは、よく見ると、濱田がコート外へ走り始めた瞬間にはすでに椅子から立ち上がって、サポートする動きに動いていた。一瞬の判断とアクションで、司令塔を救ったのだ。
吉田コーチにピタリと体を支えられた濱田は、倒れ込むことなくすぐに向き直ってコートへ戻ると、定位置のライトへ。そしてブロックを繋いでみせた。さらにラリーが続くと、マイボールで今度はライトからレフトへピンポイントのトスを上げて金田のスパイクをお膳立て。これが相手に拾われて自コートに戻ってくると、再度、金田へトス。このスパイクがブロックアウトとなり、一連の好プレーを自チームの得点へと繋げてみせた。
司令塔のハイパフォーマンスもあり第2セットの接戦を制すと、その後3セットを連取して、岡山は群馬に3-1で勝利。連敗を4で止める重要なゲームとなった。
(ABEMA de J SPORTS/SVリーグ)