ラ・リーガは7日、国立スポーツ評議会(CSD)が3日に下したバルセロナに対する判決について、行政上の異議申し立てを行い、同クラブのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの出場資格停止を要請したことを発表した。 ラ・リーガ…

ラ・リーガは7日、国立スポーツ評議会(CSD)が3日に下したバルセロナに対する判決について、行政上の異議申し立てを行い、同クラブのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの出場資格停止を要請したことを発表した。

ラ・リーガとスペインフットボール連盟(RFEF)は、慢性的な財政難に陥っているバルセロナのサラリーキャップ超過を理由にダニ・オルモとパウ・ビクトルの1月以降の選手登録抹消を発表してたが、バルセロナ国立スポーツ評議会(CSD)へ異議申し立てを行うと、3日に両選手の登録を認める判決を下していた。

この決定に対し、ラ・リーガのハビエル・テバス会長は即座に上訴する意向を表明しており、7日に行政訴訟を起こし、公式サイトに以下の声明を発表した。

「今回のCSDの決定は、財政的フェアプレーとスポーツライセンスの手続きに関する規定に著しく違反しているものと認識している。それは大会の利害関係を損なうものであり、クラブ間の平等という原則に違反することで、大会の公正性を損なうものである。以上のことから、緊急の司法対応を行う必要がある。要請された予防措置は、プロサッカーの競技バランスと財政的持続可能性を保証することを目的としている」