J1清水エスパルスは7日、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦のJ2磐田戦(9日、ヤマハ)に向け静岡市内で一部非公開調整した。公式戦で静岡ダービーが行われるのは23年10月のJ2リーグ第38節以来。ユース出身のMF宮本航汰(28)は「内容ではなく…
J1清水エスパルスは7日、ルヴァン杯1次ラウンド2回戦のJ2磐田戦(9日、ヤマハ)に向け静岡市内で一部非公開調整した。公式戦で静岡ダービーが行われるのは23年10月のJ2リーグ第38節以来。ユース出身のMF宮本航汰(28)は「内容ではなく結果を求める」と宣言した。
6日のリーグ・湘南戦から中2日、また磐田戦後のリーグ戦も再び中2日(12日)で川崎戦が控える過密日程のため、秋葉忠宏監督(49)が「全選手の力が必要」と話すようにターンオーバーが濃厚だ。若手を含めたフレッシュなメンバーが予想されるだけに、宮本は「自分が引っ張っていかないといけない。ダービーの重要性はユースの時から分かっている」と表情を引き締めた。
自身にとっても貴重なアピールの場となる。今季リーグでの出場は4試合にとどまり、先発は1度だけ。「個人としてももどかしい思いがある。泥臭く、ガムシャラにやりきる」。中盤で汗かき役を果たす覚悟はできている。
チームはリーグ2連敗中。「ここで勝つことでいい流れを持ってくる」。白黒はっきり付けるトーナメントの一戦でJ1の意地を見せ、リーグでの苦境脱出につなげていく。