4月6日、群馬クレインサンダーズの藤井祐眞がオープンハウスアリーナ太田で行われた茨城ロボッツとの「りそなグループ B.LEA…
4月6日、群馬クレインサンダーズの藤井祐眞がオープンハウスアリーナ太田で行われた茨城ロボッツとの「りそなグループ B.LEAGUE 2024-25 SEASON」B1第29節第2戦で史上初のB1個人通算500試合出場を達成した。
現在33歳の藤井は藤枝明誠高校、拓殖大学を経て、2014年に東芝ブレイブサンダース神奈川(現川崎)へ加入。Bリーグ開幕後は3シーズン連続で全試合出場を果たし、新型コロナウイルスの影響で途中中止となった2019-20シーズンは40試合中39試合に出場した。翌シーズンから59試合、53試合、60試合、60試合と安定してコートに立つと、2024-25シーズンに自身初の移籍。6日の試合を終えて、49試合の出場で1試合平均11.1得点2.3リバウンド3.5アシストの活躍を見せる。
群馬は公式HPを通じてカイル・ミリングヘッドコーチ、藤井のコメントを発表。指揮官は500試合出場について「自分で自分の体のことを分かって、自分で自分のことをちゃんとケアできないとできないことだと思うので、それをしっかりやっている祐眞はすごく偉いなと思いますし、30歳超えているのに20代くらいな感じで動けますし、本当に練習もしっかりしますし、史上初の記録も素晴らしいことなので、本当に誇りに思います」と称えた。
藤井はBリーグ史上初の記録達成に「素直にうれしい」と喜び。インフルエンザや脳震とうの疑いで試合に出られなかったこともあったと明かしつつ、「怪我で休んだことはないですね。怪我をしてる時もあったんですけど、それでも出たいですっていう風に伝えて出させてもらってた時もありました」と明かした。
大ケガをしてこなかったことについて「運というかツイてるっていうのもあるんじゃないですかね」と話し、「多少痛みに強い、何かそんなところはあるのかもしれないです。痛くても『これくらいの痛みだったらできるでしょ』みたいな感じのちょっと精神論じゃないですけど、そういったところは痛みに強い感じだと思います」とコメント。今後について「Bプレミアになってからもやるってなったら全試合もちろん出たいですし、大きい怪我もなくやれたら一番いいなっていう風に思ってますし、自分の体がプレーできる内は休まずプレーし続けたいなっていう風な思いです」と意気込んだ。