アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。 前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗…

アトレティコ・マドリーは6日、ラ・リーガ第30節でセビージャとのアウェイ戦に臨み、2-1で逆転勝利した。

前節エスパニョールに引き分けた3位アトレティコ(勝ち点57)は、4日前のコパ・デル・レイ準決勝2ndレグではバルセロナの前にウノセロ敗戦で決勝進出はならなかった。公式戦6試合勝ちがない中、バルセロナ戦のスタメンから4選手を変更。負傷のデ・パウルに代わってギャラガーが起用され、フラットな[4-4-2]で臨んだ。

11位セビージャ(勝ち点36)に対し、守勢の入りとなったアトレティコは7分に失点。サイド攻撃で揺さぶられた流れからルーズボールをボックス手前中央のアグメに見事なコントロールミドルを蹴り込まれた。

直後、得点に絡んだバルガスが負傷交代したセビージャに対して、追う展開となったアトレティコが押し込む時間を増やすと18分、モリーナがミドルシュートで牽制。

そして23分にPKを獲得する。ボックス内にうまく侵入したギャラガーがバデに倒された。このPKをアルバレスが決めて追いついたアトレティコは30分にピンチも、アダムスとの一対一のシュートをGKオブラクが防いだ。

ハーフタイムにかけては一進一退の攻防が続いた中、1-1で前半を終えた。

迎えた後半、開始3分にキケ・サラスにボックス左から際どいシュートを打たれたアトレティコは、50分にボックス右で縦に仕掛けたG・シメオネがGK強襲のシュートで応戦。

56分にはグリーズマンに代えてセルロートを投入したが、主導権を握るには至らない。

互角の攻防で推移する中、80分にはCKからバデに際どいヘディングシュートを許すも、追加タイム3分に劇的逆転弾がアトレティコに生まれる。

敵陣ハーフラインからするすると持ち上がったバリオスがペナルティアーク中央から左足を一閃。正確なコントロールシュートを流し込んだ。

これが決勝点となったアトレティコが勝利。公式戦7試合ぶりの勝利を掴んでいる。

セビージャ 1-2 アトレティコ

【セビージャ】

ルシアン・アグメ(前7)

【アトレティコ】

フリアン・アルバレス(前25)【PK】

パブロ・バリオス(後48)