スタッド・ランスは6日、リーグ・アン第28節でストラスブールと対戦し0-1で敗戦した。スタッド・ランスのMF伊東純也とMF中村敬斗はフル出場、DF関根大輝は69分までプレーしている。 ミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・フランス準決勝でフ…

スタッド・ランスは6日、リーグ・アン第28節でストラスブールと対戦し0-1で敗戦した。スタッド・ランスのMF伊東純也とMF中村敬斗はフル出場、DF関根大輝は69分までプレーしている。

ミッドウィークに行われたクープ・ドゥ・フランス準決勝でフランス4部のカンヌに勝利し48年ぶりの決勝進出を決めた15位ランス(勝ち点26)が、リーグ戦7試合無敗の5位ストラスブール(勝ち点46)をホームに迎えた一戦。

カンヌ戦に続き日本人3選手がスタメン出場したランスは、開始早々に失点を許す。4分、ナナシの左CKがニアサイドの混戦を抜けると、ゴール前のドゥクレが右足ボレーで流し込んだ。

先制を許したランスは20分、中村のパスからボックス左横まで駆け上がったアキエメがクロスを供給すると、相手DFの中途半端なクリアをカットした伊東が右足でゴールネットを揺らしたが、シュート前のボールが伊東の右手に当たったとして、VARの末にハンドの判定を取られ、ゴールは取り消された。

同点のチャンスを逃したランスは直後の24分にピンチ。左CKの二次攻撃から左クロスをニアでナナシがフリックしたボールをアンドレイ・サントスに詰められたが、これはゴール右に外れ、難を逃れた。

1点ビハンドで前半を終えたランスは、後半立ち上がりの55分にチャンス。伊東の右クロスがボックス内のDFサールにブロックされると、こぼれ球を中村がダイレクトシュート。しかし、GKペトロビッチの好セーブに防がれた。

対するストラスブールは59分、ルマルシャルのロングパスでラインブレイクしたバクワがボックス右深くまで切り込みクロス。これをエメガがすべり込みながら合わせたが、シュートは左ポストを直撃した。

1点を追うランスは、69分に関根を下げてアウレリオ・ブタを投入。すると79分、ドリブルでボックス左まで持ち上がったディアコンのマイナスの折り返しから中村がシュートを放ったが、これは相手DFがブロック。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ランスは試合終了間際の追加タイム6分に自陣からのロングパスをボックス右の伊東が収めようとすると、バルコの体当たりで倒されたが、主審はノーファウルの判定。

このプレーを巡って両チームが入り乱れる小競り合いに発展。ランスは伊東にイエローカード、グバネにレッドカード、ストラスブールはジエゴ・モレイラにレッドカードが提示された。

結局、試合はそのまま0-1でタイムアップ。リーグ戦連勝を逃したランスは入れ替え戦圏内の16位に後退した。

スタッド・ランス 0-1 ストラスブール

【ストラスブール】

イスマエル・ドゥクレ(前4)