全国高校サッカー選手権の出場権を懸けて戦う道大会の準決勝を、今年から大和ハウスプレミストドームで開催することが6日までに決まった。複数の関係者が明かしたもので10月27日の月曜に行う。決勝は11月9日の日曜に実施される。 昨年までの2年間…
全国高校サッカー選手権の出場権を懸けて戦う道大会の準決勝を、今年から大和ハウスプレミストドームで開催することが6日までに決まった。複数の関係者が明かしたもので10月27日の月曜に行う。決勝は11月9日の日曜に実施される。
昨年までの2年間は決勝戦のみ、ドームを使用していた。準決勝は一昨年は札幌厚別、昨年は札幌サッカーアミューズメントパークで実施していたが、観客収容の面などから主催する道協会は準決勝からの実施を目指していた。ドームでのサッカーの試合は屋外に置いてある天然芝のピッチ(ホヴァリングステージ)をドーム内に移動させる必要があり、費用面がネックになってきたが、今年はJ2札幌の試合翌日に行えることになり、その心配も消えた。かねての希望がかない、プレドが準決、決勝と3試合の舞台となる。
決勝戦にドームを使用するようになった直近2年、道代表の北海と札幌大谷はいずれも初戦を突破と結果を出している。4強入りでドーム切符を手にできることは、選手のモチベーション向上にもつながる。過去1978年度大会に室蘭大谷(現道大谷室蘭)の準優勝が最高の道勢。今回の決定は躍進への追い風となりそうだ。