J1町田の藤田晋社長は6日、黒田剛監督のパワハラ疑惑についての経緯を報告した。ウェブサイト「Note」を更新し、質問状や調査委員会の調査報告書の内容を公表した上で、「いかにこの記事が酷いものであるか、わかってもらえると思います」と記した。…
J1町田の藤田晋社長は6日、黒田剛監督のパワハラ疑惑についての経緯を報告した。ウェブサイト「Note」を更新し、質問状や調査委員会の調査報告書の内容を公表した上で、「いかにこの記事が酷いものであるか、わかってもらえると思います」と記した。
サイトでは、週刊誌の編集部より3月17日に届いた最初の質問状を含めて、全3回のやりとりを名前や連絡先などの個人情報を伏せて記載。質問状が届いてからのクラブ内での対応や、自身も黒田剛監督への取材の録音を聞いたことなどを明かした。そして記事化にそなえ、黒田剛監督への取材後には、第三者の弁護士による調査委員会も立ち上げたという。週刊誌にも調査について伝えるも、その調査結果が出る前に記事が掲載されたという。
藤田社長は記事の掲載にあたり、訴訟も辞さない構えを示した。その上で、「訴訟には長い時間がかかり、たとえ勝ったとしてもその時にはもう手遅れです。この記事がきっかけで炎上し、ネットリンチに遭い、パワハラ監督のレッテルを貼られ、デジタルタトゥーが残れば、黒田監督の今後のキャリアを終わらせるだけの力があります」と訴えた。
そして、「いつも1人で批判の矢面に立ちながら、FC町田ゼルビアを快進撃に導いてきた監督がそんな目に遭うのを、いくらなんでも指を咥えてみているわけにはいきません。なんとしても阻止するために、私も覚悟を決めてこの記事を書いています」とつづった。
(コメントは全て原文ママ)