【MLB】フィリーズ 1-3 ドジャース(4月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)【映像】外角いっぱい!157キロ豪速…
【MLB】フィリーズ 1-3 ドジャース(4月5日・日本時間6日/フィラデルフィア)
ドジャースの佐々木朗希投手の豪速球に、球界屈指の最強打者もタジタジだ。外角いっぱいに決まったストレートに憮然とすると、その後も対応に苦しんでいるようだった。
ドジャースに入団後、3試合目の先発となった佐々木は、初回に1点を失うも、2回、3回は三者凡退に抑え、4回も先頭打者こそ四球で出塁を許すも、ライトフライ、センターフライで2アウトを奪い、3つ目はこの日4つ目の三振を奪った。
迎えた5回、先頭打者でリアルミュートと対戦。その“8球勝負”が話題だ。
まずはカウント1-1からの3球目、外角いっぱいに決まったストレートだ。球速97.8マイル(約157.3キロ)の豪速球に対して、リアルミュートは手が出ず。それどころか、外角いっぱいに決まったこともあり、審判に文句を言いながら憮然とした様子だった。
さらにスプリットが外れた後、カウント2-2からの5球目、6球目も圧巻だった。3球目と同じようなコースに、この日の最速となる球速98.1マイル(約157.8キロ)を投じると、リアルミュートはカットするのが精いっぱい。2球とも同じコース、同じスピードで投じられたボールを前に飛ばすことができずにいた。
リアルミュートと言えば、盗塁阻止率が球界ナンバーワンとも言われる“最強捕手”であり、4日(日本時間5日)にも大谷翔平の連続盗塁成功を止めたばかり。打撃でも、フィリーズに移籍してからの過去6年で109本、平均18本の本塁打を放ち、4シーズン連続で100安打超えを記録している、強豪フィリーズの要注意打者だ。
そんな強打者を相手に、佐々木は最後まで真っ向勝負。7球目、インハイに決まったスライダーは枠内に収まったものの、審判は“逆球”のためかボールの判定。これでフルカウントになった後、8球目はスライダーが低めに外れて四球となった。
一連の勝負を見届けた現地ファンもSNSでは「最後の2つはストライクだった」「3球目のボールにやられた」と佐々木を擁護する声を挙げていた。
なお、佐々木は続くブライソン・ストットにヒットを許したところで降板。勝利投手の権利を得ることはできなかったものの、チームを勝利に導く投球を披露した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)