佐々木はストライク先行で本来の力を発揮(C)Getty Images ドジャースが現地時間4月5日(日本時間6日)、敵地でフィリーズと対戦。3-1で勝利した。先発の佐々木朗希は5回途中68球3安打4奪三振1失点で降板。今季3度目の登板でメジ…

佐々木はストライク先行で本来の力を発揮(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間4月5日(日本時間6日)、敵地でフィリーズと対戦。3-1で勝利した。先発の佐々木朗希は5回途中68球3安打4奪三振1失点で降板。今季3度目の登板でメジャー初勝利とはならなかったが、今後が楽しみになる投球を見せてくれた。

【動画】2度のMVPハーパーから三振奪う!佐々木朗希のスプリット

 米スポーツ専門局『ESPN』のブレイク・ハリス記者は自身のXで「ロウキ・ササキはストライクでカウントを始めると無敵に見えた」とし、「それがどれほどの違いを生んだか、信じられないほどだ」と、初回は内野ゴロの間に1点を失ったが、2回以降は無失点投球。ストライク先行なら、得意のスプリットなどを有効に使い、抑えることができた。

 勝ち投手の権利がかかった5回もマウンドに上がったが、四球と安打を許して降板。それでも2度の登板から修正できたことで、米記者も好評価を与えていた。

 打線はキケ・ヘルナンデスの2ラン、マイケル・コンフォートの一発で3点を入れ、3-1で勝利を飾った。大谷翔平は「1番・DH」でスタメン出場し、初回の第1打席は空振り三振。3回の第2打席は四球、5回の第3打席は二ゴロ、7回の第4打席は中飛に打ち取られ、3打数無安打で4試合ぶりにノーヒットで終えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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