◆明治安田J1リーグ▽第9節 横浜FM0―0東京V(5日・日産スタジアム) 横浜FMのDF諏訪間幸成が、ホーム東京V戦でプロ初先発し、センターバックの一角として無失点に貢献した。 全日本プロレスで3冠ヘビー級王座を8度獲得したプロレスラー・…

◆明治安田J1リーグ▽第9節 横浜FM0―0東京V(5日・日産スタジアム)

 横浜FMのDF諏訪間幸成が、ホーム東京V戦でプロ初先発し、センターバックの一角として無失点に貢献した。

 全日本プロレスで3冠ヘビー級王座を8度獲得したプロレスラー・諏訪魔を父に持つDF諏訪間は、26年からのチーム加入が内定していたが、筑波大蹴球部を退部し、1年前倒しでプロ入りすることが3月6日に発表された。

 プロ締結後、初めての先発機会で、父からは「頑張れよ」とエールを受けたという中、対人の強さや正確なビルドアップを見せる場面もあった。

 0―0の引き分けで勝利こそ逃したが、チーム3戦ぶりの無失点に貢献し、諏訪間は「アップからめちゃくちゃ楽しかったですし、小さい頃から目標としていたピッチに立ってプレーすることが出来てうれしく思います。セットプレーで失点が続いていた中で、ゼロで抑えられていたし、攻撃の部分でも相手のゴール前にいけるチャンスは増えていたと思うので、全体的にネガティブになる必要はない。もっと向上させないといけないけど、手応えはあった試合だったかな」と振り返った。