現地時間4月5日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー8R・ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m・9頭立て・1着賞金348万ドル=約5億2000万円)で戸崎圭太騎乗、日本馬のダノンデサイル(牡4・栗東・安田翔伍…

 現地時間4月5日、ドバイ・メイダン競馬場で行われた、ドバイワールドカップデー8R・ドバイシーマクラシック(G1・芝2410m・9頭立て・1着賞金348万ドル=約5億2000万円)で戸崎圭太騎乗、日本馬のダノンデサイル(牡4・栗東・安田翔伍)が快勝した。2着にカランダガン(せん4・F.グラファール)、3着に日本馬のドゥレッツァ(牡5・美浦・尾関知人)が入った。勝ちタイムは2:27.05(良)。

 日本から参戦したチェルヴィニア(牝4・美浦・木村哲也)は6着、シンエンペラー(牡4・栗東・矢作芳人)は7着となっている。

【動画】ダノンデサイルが鮮やかな差し切り…ドバイシーマクラシック

ダービー以来のビッグタイトルを獲得


ドバイシーマクラシックを勝利したダノンデサイルと関係者一同 (C)Dubai Racing Club

 レースではスタートを決めてシンエンペラーが先手へ。番手にドゥレッツァ、3番手にレベルスロマンスという隊列になった。ダノンデサイルは5、6番手馬群の中を追走。向こう正面で早々にレベルスロマンスが先頭に躍り出る展開で、直線でもそのまま押し切りを狙ったが失速。馬群の中から上手く外へ持ち出したダノンデサイルが猛追し、ラスト1ハロン付近では完全に脚色が違い、戸崎圭太騎手渾身の騎乗で鮮やかな差し切りだった。殊勲の戸崎圭太騎手は「応援ありがとうございます。デサイルがよく頑張ってくれました」と喜びを爆発させていた。

【全着順】
1着 ダノンデサイル(日本)
2着 カランダガン
3着 ドゥレッツァ(日本)
4着 レベルスロマンス
5着 ジアヴェロット
6着 チェルヴィニア(日本)
7着 シンエンペラー(日本)
8着 デイラマイル
9着 カリフ