◆明治安田J1リーグ▽第9節 横浜FM0―0東京V(5日・日産スタジアム) 横浜FMがホームで東京Vと対戦し、0―0で引き分けた。 立ち上がりから東京Vのハイプレスに苦戦し、なかなかゴール前まで攻め込む場面は少なく、前半はシュートわずか1本…
◆明治安田J1リーグ▽第9節 横浜FM0―0東京V(5日・日産スタジアム)
横浜FMがホームで東京Vと対戦し、0―0で引き分けた。
立ち上がりから東京Vのハイプレスに苦戦し、なかなかゴール前まで攻め込む場面は少なく、前半はシュートわずか1本。後半もなかなか思うような試合運びは出来ず、後半25分過ぎに主将のMF喜田がミドルシュートを放ち、惜しくも枠から外れた場面のような決定機もなく、守備陣の奮闘で0―0で引き分けたが、これで3戦連続無得点&未勝利で暫定18位。12年に第7節を終えて18チーム中17位と降格圏にいたことはあるが、前節降格圏に転落してから2試合連続で抜け出せない事態となった。この日がリーグ戦の今季初先発だった主将のMF喜田は「今日(流れを)変えるぞ、今日しかないというのはチームで共有しましたし、自分たちが立ち上がる姿勢を見せないといけないと。それをファン・サポーターも望んでいるのは分かっていましたし、彼らの姿勢を見ても本当にこのチームが誇るべき存在だと思う。けど、それが当たり前だと思ってはいけないし、こういう状況でも一緒にいるのは示してくれているので、そのメッセージを受け取って、ピッチで表現しないといけないと試合に入って、結果足りなかった。そこは今のチームの力だと思うし、勝ちたかったです」と悔しさをにじませた。
次節は中3日で9日に川崎戦も控えていることもあり、「どうしても物理的に練習に取れる時間であったり、みんなで顔を合わせて練習出来る時間は確実に限られるので、間隔も短い中で続いていきますし、そこをただ何となく過ごすんじゃなくて、どれだけ危機感を持って、マリノスのためにやれるかが問われると思うので。それは一人ひとりが自覚して、それぞれが勝敗の責任を負うくらいの覚悟が必要だと思う。いつか勝てるではなく、次しかないんだという思いでやらないと、痛い目にあうと思うので。危機感を持ってやっていきたいです」と厳しい表情だった。