フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」大阪公演が5日、門真市の東和薬品RACTABドームで初日を迎えた。3月の世界選手権(米ボストン)女子で銀メダルを獲得した坂本花織(シスメックス)は「Poison」を演じ、4大会連続…

 フィギュアスケートのアイスショー「スターズ・オン・アイス」大阪公演が5日、門真市の東和薬品RACTABドームで初日を迎えた。3月の世界選手権(米ボストン)女子で銀メダルを獲得した坂本花織(シスメックス)は「Poison」を演じ、4大会連続メダリストの滑りを約6000人のファンに届けた。

 坂本は世界選手権で4連覇の偉業に挑んだが、アリサ・リュウ(米国)に敗れて2位。悔し涙を流したが、前日4日の会見では「今季は波があって、苦しかった試合もたくさん経験して。世界選手権で2位という結果を得ることが出来て、どこかほっとしているところもあるけど、同時に来季に向かっては前向きに切り替えられているかなと思う」とコメント。26年2月にミラノ・コルティナ五輪を控える中「このスターズから、来シーズンを見据えて取り組んでいけたら」と語っていた。

 スターズ・オン・アイスは6日まで大阪公演が行われ、12日からは札幌公演が月寒体育館スケート場で2日間行われる。坂本は17日開幕の世界国別対抗戦(東京体育館)も出場予定で、主将として臨む。