大相撲の春巡業が5日、石川・七尾市で行われた。昨年1月の能登半島地震の復興支援として行われ、「まけんぞ能登」と書かれた横断幕も張られた。石川出身の幕下・炎鵬(伊勢ケ浜)も参加し、幕内・若隆景(荒汐)にぶつかり稽古を行った。「こういう機会は…

 大相撲の春巡業が5日、石川・七尾市で行われた。昨年1月の能登半島地震の復興支援として行われ、「まけんぞ能登」と書かれた横断幕も張られた。石川出身の幕下・炎鵬(伊勢ケ浜)も参加し、幕内・若隆景(荒汐)にぶつかり稽古を行った。「こういう機会はなかなかなかった。ファンの方には少しでも楽しんでほしい」と話した。

 春場所中に話をもらい、4日に都内での稽古後に新幹線で移動した。「七尾では中学での全国大会も出ていて懐かしい」と回想した。母の実家が能登にあり、地震で半壊。「被災者を元気づけるつもりが元気をもらった」とうなずいた。