大相撲の春巡業が5日、石川・七尾市で行われた。昨年1月の能登半島地震の復興支援として行われ、「まけんぞ能登」と書かれた横断幕も張られた。石川出身の幕内・遠藤(追手風)がぶつかり稽古をすると一番大きな声援が送られた。「見慣れてきた景色で、小…
大相撲の春巡業が5日、石川・七尾市で行われた。昨年1月の能登半島地震の復興支援として行われ、「まけんぞ能登」と書かれた横断幕も張られた。石川出身の幕内・遠藤(追手風)がぶつかり稽古をすると一番大きな声援が送られた。「見慣れてきた景色で、小さい時から聞いていた方言を聞いて、懐かしいなという気持ちになる」としみじみ。
昨年2月、地元・穴水町の避難所を訪問。「元気づけようと思って相撲はとったことはないけれど、結果的に相撲をとって伝わるものがあればいい」と話した。先場所は7勝8敗。「もっと上(の番付)に上がりたい気持ちがある」と34歳は初心に戻っていた。