4月5日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナルが開幕し…
4月5日、武蔵野の森総合スポーツプラザで「京王電鉄 presents Wリーグプレーオフ 2024-25」ファイナルが開幕し、富士通レッドウェーブがデンソーアイリスとの第1戦に快勝した。
昨年に続き、再び決勝の舞台で相まみえた両チーム。富士通は開始直後から7-0のランを披露し、開始約3分で12-2と好調な滑りだしに成功する。その後は馬瓜エブリンらのスコアで点差を詰められたものの、16-13と3点のリードを保持して最初の10分間を終える。
第2クォーターではジョシュア ンフォンノボン テミトペの連続得点を皮切りに、富士通が勢いに乗る。宮澤夕貴が“3点プレー”や3ポイントシュートで加勢すると、司令塔の町田瑠唯も長距離砲で追撃。チームディフェンスでデンソーの攻撃もシャットアウトし、42-19と富士通の大幅リードで試合を折り返した。
第3クォーターに入っても富士通の勢いは落ちることなく、宮澤が町田との連携から得点を重ねていく。終盤はターンオーバーが連続し、デンソーに連続得点を許す場面も見られたが、55-32とリードを保って最後のクォーターにつなげた。
迎えた第4クォーター、富士通はンフォンノボン テミトペが積極的にシュートチャンスへ絡み、攻防のリバウンドで存在感を見せる。デンソーも維持を見せ、中盤には川井麻衣の果敢なオフェンスで応戦された富士通だったが、崩れることはなくゲームセット。最終スコア63-49で富士通が一つ目の白星を獲得した。
好調な滑り出しに成功した前回王者の富士通は、宮澤が18得点6リバウンド、ンフォンノボン テミトペが14得点12リバウンド、町田が12得点をマーク。一方、苦戦を強いられたデンソーは、川井が12得点、馬瓜が9得点10リバウンドでチームをけん引した。
■試合結果
富士通レッドウェーブ 63-49 デンソーアイリス(@武蔵野の森総合スポーツプラザ)
富士通|16|26|13|11|=63
デンソー|13|6|13|17|=49