自動車レースの最高峰、F1日本グランプリ(GP)で5日午前から3回目のフリー走行があった。1時間の予定だったが、終盤にコース脇の芝が燃える火災が発生。いったん中断されたが、そのまま終了となった。 会場の鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)では、…
自動車レースの最高峰、F1日本グランプリ(GP)で5日午前から3回目のフリー走行があった。1時間の予定だったが、終盤にコース脇の芝が燃える火災が発生。いったん中断されたが、そのまま終了となった。
会場の鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)では、4日にあった2回目のフリー走行中にも2度芝が燃える火災が発生。この際も中断されたまま終了に。原因は不明だが、車体底部と路面がこすれた際に発生した火花によるものとの見方がある。
火災は小規模ではあるが、煙によりドライバーの視界が奪われるなどのリスクもある。こうした事態を受け、鈴鹿サーキットでは、コース脇の芝を刈ったり、車の走行前には散水したりするなどして対処を始めた。鈴鹿サーキット関係者は「午後の予選、あすの決勝に向けて万全の対策を取る」としている。(田村隆昭)