◇米国男子◇バレロテキサスオープン 2日目(4日)◇TPCサンアントニオ キャニオンズ・コース (テキサス州)◇7438yd(パー72)今季メジャー初戦「マスターズ」を翌週に控える松山英樹のが予選通過圏外で2日目を終えた。初日90位の出遅…

◇米国男子◇バレロテキサスオープン 2日目(4日)◇TPCサンアントニオ キャニオンズ・コース (テキサス州)◇7438yd(パー72)
今季メジャー初戦「マスターズ」を翌週に控える松山英樹のが予選通過圏外で2日目を終えた。初日90位の出遅れから、この日は午前組を回って3バーディ、3ボギーの「72」で通算1オーバー。暫定カットラインに2打及ばずホールアウトした。
前半13番(パー3)でボギーが先行したが、14番(パー5)で2オン2パットとバウンスバック。15番も3.5mを決めて2連続バーディとし、18番(パー5)もとって、スコアを2つ伸ばして1アンダーで折り返した。しかし、後半はノーバーディ。4番でボギー、暫定カットラインに1打足りない状況で迎えた最終9番は3.5mのチャンスにつけたものの、バーディトライを外し、返しの1m弱もカップに蹴られて3パットボギーでフィニッシュした。
初日はフェアウェイキープ率78.57%(11/14)と安定していたティショットが、この日は42.86%(6/14)と乱れた。パーオン率も初日の66.67%(12/18)から50.00%(9/18)に低下。1パットもパーが7回と、不安定なショットでスコアメークに苦しんだ。
松山は中継局ゴルフネットワークのインタビューで「なかなか思うようにいかないです。“そんなに悪いゴルフをしているのかな”という疑問はすごくいっぱいあるんですけど…。最後は気持ちが切れてしまった感じです」と首を傾げた。その後も「そこまで悪いかな…」という言葉を繰り返し、手応えと結果がもう一つ一致していない感覚を口にした。「マスターズ前としては最悪の結果ですけど、それは言っても仕方ないので」と午後組の結果を待つまでもなく予選落ちを覚悟している様子。パットもそれほど悪い状態ではないようで「もうちょっとコースにアジャストできれば、結果がついてくると思います」と話した。
予選落ちとなれば、本大会は出場5回目で初(2022年は棄権)。また3週前の「ザ・プレーヤーズ選手権」から出場2試合連続の予選落ちなら、これは米ツアーにフル参戦し始めた2013―14年シーズン以降、2023年2月「ザ・ジェネシス招待」、3月「アーノルド・パーマー招待」以来4度目となる。