勝負所で期待以上の結果を残す大谷。その存在感は米国内でも際立っている。(C)Getty Images 誰もが羨むスター性を物語る一打となった。 現地時間4月2日、大谷翔平(ドジャース)は、本拠地でのブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放ち、6-5…

勝負所で期待以上の結果を残す大谷。その存在感は米国内でも際立っている。(C)Getty Images
誰もが羨むスター性を物語る一打となった。
現地時間4月2日、大谷翔平(ドジャース)は、本拠地でのブレーブス戦でサヨナラ本塁打を放ち、6-5での逆転勝ちに貢献。チームは球団史上最多タイとなる8連勝を飾り、開幕からの無敗を維持した。
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本人は「甘い球を打とうと思った」と語ったライセル・イグレシアスが投じた外角へのチェンジアップは、ボールチャートを見る限り、決して簡単な一球ではなかった。しかし、大谷は鋭い一振りで弾き返し、瞬く間にセンターバックスクリーンへと突き刺した。
ここぞの場面で、考えられる最高の仕事をする――。無敗街道を突き進むドジャースの快進撃もあり、大谷の千両役者ぶりには反響が止まらない。
現地時間4月3日には米YouTubeチャンネル『The Pat McAfee Show』に出演した米スポーツ専門局『ESPN』でアナリストを務めるカール・レベック氏は「我々はさまざまなスポーツを取り扱っているが、タイガー・ウッズ以来、これほど世界的に有名になったアスリートはそういないように思う」と指摘。そして、「彼は今、地球上で最も偉大で、世界的に名の知れたアスリートだ。それはアジアでの反響の大きさを考えれば明白だ」と断言した。
さらに「オオタニの日本での絶大なる影響力は、アメリカ国内のどのアスリートのそれにも及ばない」と強調したレベック氏は、「彼は本当に別次元なんだ。なんというか、あれは“ギフテッド”だ。本当に現代のベーブ・ルースさ」と脱帽。至極真剣な顔つきで論じ続けた。
「あんな才能を持った選手は本当に見たことがない。とくに野球界では史上類を見ない存在だと言える。投手として再び投げるようになってからも誰もが『打率は維持できそうだな』とか『70発は打つんじゃないか』と当たり前のように語ると思う」
かつてないほどにレベルが高まっているメジャーリーグで異彩を放ち続ける大谷。“野球の本場”でも尊敬される天才の一挙手一投足には、文字通り世界が熱視線を向けている。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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