マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、今季限りでの退団を表明したベルギー代表MFケビン・デ・ブライネについて語った。 4日、デ・ブライネは自身のSNSを通じてメッセージを投稿。契約満了を迎える今シーズン限りで10年間在籍…
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、今季限りでの退団を表明したベルギー代表MFケビン・デ・ブライネについて語った。
4日、デ・ブライネは自身のSNSを通じてメッセージを投稿。契約満了を迎える今シーズン限りで10年間在籍したシティを去ることを表明した。
グアルディオラ監督が就任する前からシティに所属しているデ・ブライネ。シティではここまで公式戦413試合で106ゴール174アシストを記録し、6度のプレミアリーグ制覇や、チャンピオンズリーグ(CL)制覇など15のタイトルを獲得している。
グアルディオラ監督と共に数多くの成功を収めてきたデ・ブライネだが、監督は関係についてコメント。寂しさもある中で、これまでの貢献に感謝した。
「数日前にそのことについて話した。良かった。我々はいつも特別な関係だった」
「ケビンは特別な人間であり、選手だ。特別な扱いを受けており、もちろん会話もした」
「どれだけの試合、会議、トレーニング、食事、苦難の瞬間を…。抱擁や叫び、彼とは10年間関わっていて、休日を除いて我々は一緒にいた」
「もう終わってしまう。我々は終わっていないし、影響を受けていない。ただ、セルヒオ(・アグエロ)の時と同じように、これはエモーショナルな瞬間だ」
「我々は続いていくし、クラブを今のような形にするのに貢献してくれた選手たちもいる。彼らは我々に多くのものを与えてくれるので、感情が関わってくる」
「ストライカー全員がケビンの才能の恩恵を受けてきた」
「180ゴールとアシストはすごいものだ。もちろん、残り2カ月を一緒に楽しむつもりだ。でも、感情的には厳しい。難しいことだ」
また、シーズン終了後に行われるクラブ・ワールドカップ(W杯)の出場についても言及。デ・ブライネが出場するかどうかを決めるとし、次のクラブとの関係性も重要だとした。
「いい質問だ。だが分からない。それは、彼が決めなければならない。これは新しい競争だ。彼が別の場所でサッカーを続けられることを願っているが、それは将来のリスクと契約次第だ」
「分からない。クラブは彼と話をしなくてはならないし、彼も自分が何をしたいのか言わなくてはならない」