イグレシアスは3日の試合までわずか1登板【MLB】ドジャース 6ー5 ブレーブス(日本時間3日・ロサンゼルス) ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地・ブレーブス戦で自身2度目のサヨナラ本塁打を放った。5-5で迎えた9回、外…
イグレシアスは3日の試合までわずか1登板
【MLB】ドジャース 6ー5 ブレーブス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャース・大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、本拠地・ブレーブス戦で自身2度目のサヨナラ本塁打を放った。5-5で迎えた9回、外角のボールを中堅後方へと運び、チームは8連勝。劇的弾を献上したのは、エンゼルス時代に同僚だったライセル・イグレシアス投手。敗戦投手になったものの、同僚は「全く彼のせいじゃない」とかばっている。
一瞬で決着した。9回1死で打席に立つと、イグレシアスが投じた外角のチェンジアップを一振り。逆方向へ大谷らしい一発を叩き込んだ。被弾した右腕は呆然とした様子で見守るしかなかった。
それでも、クラブハウスでは守護神を批判する声はなかったようだ。地元放送局「ファンデュエルスポーツ・サウス」によると、主砲のオースティン・ライリー内野手は「つらいことだね。本当につらいよ」と切り出し、「個人的な観点からすると、僕が攻撃面で見せたプレーは、正直恥ずかしいものだ。言い訳はできないよ」とし、この試合でも満塁の場面で凡退するなど5打数1安打で今季打率.111にとどまる自身の打撃を嘆いた。
そしてイグレシアスについては「全く彼のせいではないよ。彼のせいではないんだ。(8回1死一塁から登板し)アウトを5つ奪ってもらうように彼は頼まれたわけだけど、それは難しいことだ。全く彼のせいではないんだよ」と擁護した。
右腕は8回途中からマウンドに上がったが、四球や適時二塁打を浴びるなど本調子とはかけ離れていた。MLB公式サイトのブレーブス番マーク・バウマン記者によると、イグレシアスはオープン戦最後の登板が3月24日(同25日)で、レギュラーシーズン最初の登板が3月31日(同1日)と、連敗中のチームとあって登板機会がなく、登板時の背景も「若干普通ではなかった」ことが乱調の要因だったのではと分析した。(Full-Count編集部)