「阪神2-5DeNA」(3日、京セラドーム大阪) 阪神・佐藤輝明内野手(26)が八回1死一塁から、一時同点となる2号2ラン。ゲラの乱調でホーム開幕カードは勝ち星の1分け2敗に終わったが、デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「パーフェクト」…

 「阪神2-5DeNA」(3日、京セラドーム大阪)

 阪神・佐藤輝明内野手(26)が八回1死一塁から、一時同点となる2号2ラン。ゲラの乱調でホーム開幕カードは勝ち星の1分け2敗に終わったが、デイリースポーツ評論家の糸井嘉男氏は「パーフェクト」と惜しみない賛辞を送った。

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 テルの本塁打はパーフェクトでした!実は試合前に真っすぐに対してのアプローチの仕方をアドバイスしていたんです。八回の打席はその通りに、坂本投手の真っすぐを打ち返してくれました。

 左投手の真っすぐに対して強引に打ちにいくことなく、最後まで右肩が開かず“カベ”が崩れることもありませんでした。ボールをしっかりと見ながら、センター方向を意識しながら打てていました。この日、サヨナラ本塁打を打ったドジャースの大谷選手みたいでしたね!感覚的な言い方になりますが、真っすぐに対してバットが“衝突”しない打撃でした。

 テルは2試合連続の複数安打となりました。16打席連続無安打の時期もありましたが、調子が上がる上がらないではなく、オフから取り組んできたことをやり続けるだけです。そうすればおのずと結果は付いてくるはずですし、テル自身も分かっていると思います。

 引き分けを挟んで3連敗となりましたが、テルや近本選手ら打つべき人が打っています。打線がかみ合いだすと、一気に連勝すると思います。まだ序盤戦なので心配することは何もありません。