U-18(18歳以下)日本代表候補合宿が3日、奈良県内のグラウンドで始まり、高校生38人が参加した。今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の大阪桐蔭・森陽樹投手(3年)がプロ志望届を提出することを明言。高卒プロ入りを果たすべく、さらなるレベ…
U-18(18歳以下)日本代表候補合宿が3日、奈良県内のグラウンドで始まり、高校生38人が参加した。今秋ドラフト候補で最速151キロ右腕の大阪桐蔭・森陽樹投手(3年)がプロ志望届を提出することを明言。高卒プロ入りを果たすべく、さらなるレベルアップを誓った。
はっきりと目指す進路を口にした。「プロ志望届を出そうと思っています。迷いなく決まっています」。身長190センチとスケール抜群の体格を誇り、既にNPBスカウトも高く評価する逸材。「日本を代表するような投手にピッチャーとして人間としても大きな選手になりたい」と理想の将来像を思い描いた。
昨秋は近畿大会1回戦で滋賀学園に敗れ、今春センバツに出場できず。準決勝、決勝は食堂のテレビで観戦し、「自分も負けていられない」と155キロを記録した健大高崎・石垣元気投手(3年)らに刺激を受けた。この日はブルペンで20球を投じて調整。「夏に向けてどれだけ仕上げていけるか」。夏の甲子園出場、U18日本代表入りを経てプロへの扉を開いてみせる。