8大会連続となる2026年W杯北中米大会出場を決めたサッカー日本代表の森保一監督が3日、都内で内外情勢調査会の講演会を行った。 森保監督は1993年ドーハの悲劇から、ドイツ、スペインを破った22年カタールW杯、自身のマネジメント論などにつ…
8大会連続となる2026年W杯北中米大会出場を決めたサッカー日本代表の森保一監督が3日、都内で内外情勢調査会の講演会を行った。
森保監督は1993年ドーハの悲劇から、ドイツ、スペインを破った22年カタールW杯、自身のマネジメント論などについて語った。
昨年のアジア杯では8強で敗退したが、W杯アジア最終予選では無敗で本大会の出場切符を獲得。「(アジア杯敗退の)反省があって、選手たちの緩みが全くなくなった。当たり前のことを当たり前に、凡事徹底で準備する。レベルの高い、力のある選手たちが普通に個の力を発揮し、仲間とつながりやってくれた。アジアの中ではしっかり結果を残して、この最終予選につながった」と振り返った。
日本代表は3月20日のバーレーン戦で勝利し、来年のW杯北中米大会に向け「最高の景色を 2026」を合言葉に世界一を目指す。「実は前回のカタールW杯で最後(クロアチアに)負けた時に、選手には『世界一という最高の景色を目指していけば、今の現状は超えていける。我々は世界一になることが可能だ』という趣旨のコメントをした」と語った。
指揮官は「現実、まだW杯で8強に入っていないということはもちろん分かっている。現在でも確率はまだ低いと思うが、優勝のチャンスはある。カタール大会後、終わった瞬間に感じた。ただ本命国で優勝するには、まだ時間がかかる。世界一という目標を持つ中で、今何をしなければいけないのか、どういうレベルアップをしなければいけないのかということを考えなければいけない。目の前のことをクリアしていくだけだったら、いつまでたっても世界一にはたどり着けない」と熱弁した。