「楽天4-1西武」(3日、楽天モバイルパーク) 楽天が逆転星でホーム開幕戦に勝利。5年前にはなかった光景に、三木監督は喜びを募らせた。 先発の岸は7回3安打1失点、無四球と安定感の光る投球で今季初勝利。1点を追う六回にはみんなでつなぎ、阿…

 「楽天4-1西武」(3日、楽天モバイルパーク)

 楽天が逆転星でホーム開幕戦に勝利。5年前にはなかった光景に、三木監督は喜びを募らせた。

 先発の岸は7回3安打1失点、無四球と安定感の光る投球で今季初勝利。1点を追う六回にはみんなでつなぎ、阿部&浅村の連続適時打で同点、勝ち越しと一気に試合の主導権を握った。九回は守護神・則本が締めくくり、2試合開幕を待たせた本拠地のファンへ白星を届けた。

 試合後の三木監督は「うれしかった」と感慨深げ。指揮を執った20年はコロナ禍に直面した年でもあり、開幕は遅れ、無観客での試合を行った一年でもある。「20年は開幕が遅れて無観客でスタートしたところを考えると、今日も天気が悪かったんだけども、たくさんの声援がベンチの中で本当に聞こえた。言葉では表せないくらい感謝というか、改めてファンの方の力、大切さ、一緒に戦ってくださっている思いみたいなのをこのモバイルでやって改めて感じました」と感謝した。

 また「どこまで僕らができるか分からないですけど、ああやって応援してくださるファンの方に対して感謝と強い思いを持って、一試合一試合しっかり戦っていくことっていうことを改めて強く思ったので」と使命を実感。力に変えて、頂点を目指していく覚悟を示した。