4月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、ホームのトヨタ・センターでユタ・ジャズ相手に大量143得点…

 4月3日(現地時間2日、日付は以下同)。ヒューストン・ロケッツは、ホームのトヨタ・センターでユタ・ジャズ相手に大量143得点を奪って快勝(143-105)し、今シーズンの戦績をウェスタン・カンファレンス2位の50勝27敗とした。

 ロケッツではジェイレン・グリーンが22得点4リバウンド、ディロン・ブルックスが21得点、アルペレン・シェングンが15得点14リバウンド9アシスト、タリ・イーソンが15得点9リバウンド2スティール2ブロック、ジャバリ・スミスJr.が15得点14リバウンド、リード・シェパードが15得点、キャム・ウィットモアが11得点3アシストと、計7選手が2ケタ得点をマーク。

 この試合はチームトップの平均5.6アシストに14.3得点1.6スティールを残すベテランガードのフレッド・バンブリートをヒザと右足首負傷で欠くも、ジャズをフィールドゴール成功率42.6パーセント(40/94)、3ポイントシュート成功率25.0パーセント(10/40)に抑える堅守で最大41点差をつけた。

 なお、ジャズ戦でブルックスが第1クォーター途中にルーズボール争いの際にコリン・セクストンの鼠径部をキックしたことでテクニカルファウルを宣告された。これが取り消しにならない限り、今シーズンのテクニカルファウルが16回に達したことで次戦は出場停止処分となる。

 とはいえ、ロケッツはこの日の勝利によってサウスウェスト・ディビジョン優勝が決定。そしてジェームズ・ハーデン(現ロサンゼルス・クリッパーズ)在籍時の2019-20シーズン以来、5シーズンぶりのプレーオフ出場を決めた。

 レギュラーシーズンは14日までで、今シーズンの覇権争いとなる「NBAプレーオフ2025」は20日に幕を開ける。ロケッツは5試合残っていて、5日にウェスト首位が確定しているオクラホマシティ・サンダーと対戦する。