【明治安田J1リーグ】京都サンガF.C. 1-1 柏レイソル(4月2日/サンガスタジアム by KYOCERA)【映像】ハンド? 微妙すぎる同点弾(リプレイあり) 後半アディショナルタイムに生まれた劇的な同点弾が物議を醸している。オウンゴー…

【明治安田J1リーグ】京都サンガF.C. 1-1 柏レイソル(4月2日/サンガスタジアム by KYOCERA)

【映像】ハンド? 微妙すぎる同点弾(リプレイあり)

 後半アディショナルタイムに生まれた劇的な同点弾が物議を醸している。オウンゴールに繋がる直前のプレーで、ハンドがあったのではないかとVARが介入。微妙なシーンだったが、OFR確認なしで当初の判定通りにゴールが認められたことで、ファンたちが怒りの声をあげている。

 明治安田J1リーグ第8節で、京都サンガF.C.は柏レイソルをホームに迎えた。問題のシーンは、0-1で迎えた後半アディショナルタイムだった。

 後半のアディショナルタイムは5分。途中に柏のGK小島亨介が遅延行為でイエローカードをもらう場面があったが、それほど試合が止まることなく時間が進んでいく。しかし目安の5分を超えても笛は吹かれず、迎えた90+8分、DF宮本優太が左サイドからカットインして右足で入れたインスイングのクロスボールからゴール前が混戦になる。FW平賀大空が放ったシュートがこぼれ、これをDF須貝英大も押し込みにかかる。すると最後は、柏のDF原田亘に当たってゴールネットが揺れた。

 スタジアムは劇的な同点ゴールに歓喜。一方、柏の選手たちは主審にハンドをアピール。するとVARも介入し、ゴールシーンが検証された。

 リプレイで確認してみると、混戦の中で平賀が放ったシュートのこぼれ球が、須貝の左腿に当たってから手にも当たっているように見える。かなり微妙なシーンだったが、OFR確認はなく主審はそのままゴールを認め、直後に試合終了のホイッスルが鳴らされた。

 この判定はSNSでも大論争に。「こんなの許されないだろ」「普通にハンドだろ?」「これは絶対おかしい」「どこ見てんだよこれならVARいらねーだろ」「ハンドですどうしてくれるんですか?」「誤審じゃ済まない」「なんでOFRしなかったの?」「ハンドしているのにゴールが認められる…」などの声が出た。

 その一方で、「アタッキングハンドボールではないのでノーハンドでも大丈夫そう」「手に当たっていても=ハンドではない」「偶発的に手に当たった選手が直接決めてたらハンド。そのあとのプレーで味方選手が得点したからハンドではない」など主審のジャッジが正しいものだと主張する声もあった。

 その他にも、「そもそもなんでこんなにアディショナル長いの?」「ハンドの前に試合が終わってるのよ」「AT5分なのに8分に同点ゴール?」「本当なら試合は終わってだはず」「なぜ続行した?」「こんなの納得できねーよ」などアディショナルタイムの長さを疑問に思う声もあるなど、物議を醸す一戦となった。

(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)