チームメイトからの手洗い祝福を受ける大谷。(C)Getty Images 偉才の一撃が歴史を生んだ。 現地時間4月2日にドジャー・スタジアムで行われたブレーブス戦に大谷翔平(ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。9回裏の5打席に今季第3号…

チームメイトからの手洗い祝福を受ける大谷。(C)Getty Images

 偉才の一撃が歴史を生んだ。

 現地時間4月2日にドジャー・スタジアムで行われたブレーブス戦に大谷翔平(ドジャース)は「1番・DH」で先発出場。9回裏の5打席に今季第3号となるサヨナラアーチを放った。

【動画】球場騒然!大谷サヨナラホームランで8連勝シーン

 甘く入った初球を見逃さなかった。チームが8回裏に追いついて5-5で迎えた9回裏、1死無塁の局面で打席に入った大谷は、エンゼルス時代の同僚でもあるライセル・イグレシアスと対峙。その初球、外角高めに甘く入ったチェンジアップを強振。センターへと弾き返した打球は、あっという間にフェンスを越えた。

 球場全体が熱狂した。大谷の値千金のサヨナラ本塁打でドジャースは開幕8戦無敗を維持。前年度のワールドチャンピオンの開幕8連勝は、史上初の快挙となった。

 特大の一発で、文字通りドジャースの救世主となった大谷には、米記者も狂喜乱舞だ。ドジャースの専門サイト『Dodgers Nation』のノア・カムラス氏は「今日のドジャースは0-5で負けていたが、ただただ戦い続けた。そしてオオタニのサヨナラホームランで勝った。全く容赦がない」と驚嘆。その上で「このチームは狂っているほど優秀だ」とも強調した。

 昨季の勢いそのままに勝ち続けるドジャース。大谷も含めたスター軍団の快進撃はもはや止まりそうにない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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