【明治安田J1リーグ】東京ヴェルディ 2-2 FC東京(4月2日/味の素スタジアム)【映像】FC東京守護神、痛恨ミスから「衝撃失点」 不用意なプレーが悲劇を起こしてしまった。日本代表招集歴もあるFC東京のGK野澤大志ブランドンが、ボックス内…
【明治安田J1リーグ】東京ヴェルディ 2-2 FC東京(4月2日/味の素スタジアム)
不用意なプレーが悲劇を起こしてしまった。日本代表招集歴もあるFC東京のGK野澤大志ブランドンが、ボックス内で切り返したところを狙われて痛恨のゴールを献上。パリ五輪代表GKのまさかのプレーにファンも苦言を呈している。
東京ヴェルディとFC東京の“東京ダービー”、1ー1の同点で迎えた52分だった。東京VのスルーパスをDFエンリケ・トレヴィザンがスライディングで処理すると、ボールはそのまま野澤の下に流れた。
ペナルティーエリア内にいたFC東京の守護神は、ボールを右足でトラップし、パスの出しどころを確認するように前方を向いていた。そこに東京VのFW染野唯月がプレスをかけてきたことで、野澤は右足の足裏でフェイントをかけ、左に切り返してプレスを剥がそうとする。
しかし、染野はそこを狙っており、左に持ち替えた瞬間に右足でボールを突っつくと、そのまま無人のゴールネットへと吸い込まれた。
このシーンについてゲスト解説の阿部拓馬氏は、「染野選手が相手のボールになった瞬間に足を止めずに前に行くので、それが功を奏しました」と染野を称える。同じく解説の林陵平氏は、「少し不用意でした。あそこで切り返すことはやってはいけない」とコメント。さらに「今回のシーンだけじゃなくて、シーズンを通してあの切り返しをやっている。それがギリギリで入らないシーンがありました」と野澤の癖を指摘した。
このシーンにはサッカーファンも反応。SNSでは、「何があったん?」「大丈夫か?」「これはやらかしてるな」「何やってんのよ」「何余裕こいてるんや」「完全に視線を外してたな」「野澤何やってんのこれ」「こういうポカが多い」といったコメントが並んだ。
さらに前節にはFC町田ゼルビアのGK谷晃生がバックパスを空振りしてオウンゴールしていることから、「谷に続いて…」「大丈夫か日本代表GK」「野澤も谷もこれじゃ代表のゴールは任せられないな」「ちょっとお粗末。代表入りして欲しいけどこれはダメ」など辛辣なコメントも見られた。
まさかのミスからリードを許したFC東京だったが、89分にトレヴィザンが値千金の同点ゴール。東京Vと2-2の痛み分けに終わっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)