昨季は29試合出場で打率.200、2本塁打、8打点、5盗塁 また“大補強”を展開した。ドジャースは2日(日本時間3日)、アスレチックスからエステウリー・ルイーズ外野手をトレードで獲得した。ドジャースからはカルロス・デ…

昨季は29試合出場で打率.200、2本塁打、8打点、5盗塁

 また“大補強”を展開した。ドジャースは2日(日本時間3日)、アスレチックスからエステウリー・ルイーズ外野手をトレードで獲得した。ドジャースからはカルロス・デュラン投手が移る。2023年に盗塁王を手にしたものの、近年は打撃面で苦戦。なぜ獲得に踏み切ったのだろうか。

 26歳のルイーズは2022年にパドレスでメジャーデビュー。アスレチックスへ移籍した2023年に132試合出場して打率.254、5本塁打、47打点。67盗塁を決めて自身初のタイトルを手にした。しかし、昨季は29試合出場で打率.200、2本塁打、8打点、5盗塁。3A降格を経験した。

 今春もオープン戦で17試合出場して打率.121、打点なし、2盗塁。3月30日(同31日)にメジャー出場前提の40人枠から外れ、事実上の戦力外(DFA)となっていた。打撃成績はメジャー平均以下にとどまる26歳。ドジャースのデーブ・ロバーツ監督がその“内幕”を明かす。

 2日(同3日)の本拠地で行われるブレーブス戦前に取材に応じた指揮官は、ルイーズについて「彼は平均以上の走者であると、私は知っている。(状況判断などで)本当に鋭敏な走者だ」と、快速を評価。アスレチックスのマーク・コッツェイ監督が気に入ってるとも話した。そして「打撃コーチ陣の印象としては、彼の打撃が上向くポテンシャルがあるとしていた」とし、ドジャースに加入して素質を発揮する可能性があることについて触れた。

 ドジャースは昨季チーム全体で136盗塁を記録し、30球団中10位だった。一方でチーム最多の大谷翔平投手が59盗塁、2位はムーキー・ベッツ内野手の16個、3位はテオスカー・ヘルナンデス外野手の12個と打線全体が走れるわけではない。1点を争う場面で韋駄天が展開を変えることになるかもしれない。(Full-Count編集部)