川田将雅騎手がウィルソンテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)で、ドバイワールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳以上・首G1・ダ2000m)の2勝目を狙う。 川田騎手はこれまでドバイワールドCに3回騎乗。22年のチュウワウィザードは3着…
川田将雅騎手がウィルソンテソーロ(牡6、美浦・高木登厩舎)で、ドバイワールドカップ(南半球産3歳上、北半球産4歳以上・首G1・ダ2000m)の2勝目を狙う。
川田騎手はこれまでドバイワールドCに3回騎乗。22年のチュウワウィザードは3着だったが、23年にウシュバテソーロで勝ち、日本人ジョッキーとして初白星を飾っている。そして昨年もウシュバテソーロで挑み、ローレルリバー(Laurel River)には大きく離されたものの、渋太く伸びて2着。自身としては3年連続の馬券圏内を確保している。
今年のパートナーはウィルソンテソーロだ。これまで9回騎乗して【4-4-0-1】と相性抜群。昨年11月にはJBCクラシックを制覇。前走のサウジCでも上位2頭には離されたが、ウシュバテソーロと3着争いを演じての4着だから、改めて力を示す内容だった。昨年のドバイワールドCは原優介騎手とのコンビで4着。より充実している今年は、当時以上があっていい。
ドバイワールドCの2勝目となれば、L.デットーリ騎手、J.ベイリー元騎手の4勝に次ぎ、C.スミヨン騎手と並んで2位タイの記録となる。日本を代表する名手が、その手腕を世界に見せつけることを楽しみにしたい。