敵地・アスレチックス戦に「2番・右翼」で先発出場…“誠也コール”も【MLB】カブス 10ー2 アスレチックス(日本時間3日・サクラメント) カブス・鈴木誠也外野手は2日(日本時間3日)、敵地のアスレチックス戦に「2番・右翼」で先発出場。今季…
敵地・アスレチックス戦に「2番・右翼」で先発出場…“誠也コール”も
【MLB】カブス 10ー2 アスレチックス(日本時間3日・サクラメント)
カブス・鈴木誠也外野手は2日(日本時間3日)、敵地のアスレチックス戦に「2番・右翼」で先発出場。今季初の1試合2発を放つなど、4打数3安打2本塁打、メジャー自己最多5打点の活躍で勝利に貢献した。試合後は敵地にもかかわらず「誠也コール」が鳴り響いた。
完全にエンジンがかかってきた。鈴木は開幕6試合目の敵地ダイヤモンドバックス戦で今季1号を放つと、前日の同カードでは初回に飛距離445フィート(約135.6メートル)の特大2号3ランを放った。
この試合では1点リードの3回2死一、三塁、左腕スプリングスの初球、真ん中に入る89.5マイル(約144.0キロ)のフォーシームを強振。打った瞬間それと分かる、飛距離401フィート(約122.2メートル)、打球速度112.9マイル(約181.7キロ)、角度24度の一発で、2試合連発の3号3ランを左翼席に叩き込んだ。続く4回は先頭で迎え、右越えへ4号ソロ。代わったばかりの右腕スペンスの外角カットボールをスタンドインさせた。
さらに7回の第4打席では、2死一、二塁から左前に適時打を放ち、この試合5打点目。メジャー自己最多を更新し、実況も驚きを伝えた。東京シリーズでは2試合無安打に終わったが、徐々に状態を上げ、打率.282、4本塁打、OPS.982まで成績を上昇させている。
試合後には地元放送局のインタビューに応じ、「ビジターなのにこれだけのカブスファンが来てくれているのは嬉しいですし、最高の形で終わることができて良かったです」とコメント。チームメートからひまわりの種シャワーをかけられる場面もあった。インタビュー中は終始、「誠也コール」が鳴り響き、鈴木はファンに感謝を届けた。(Full-Count編集部)