佐々木は2登板で防御率5.79、WHIP2.79…次戦は敵地フィリーズ戦【MLB】ドジャース ー ブレーブス(日本時間3日・ロサンゼルス) ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2日(日本時間3日)、本拠地で行われるブレーブス戦前に取材に応じ、…
佐々木は2登板で防御率5.79、WHIP2.79…次戦は敵地フィリーズ戦
【MLB】ドジャース ー ブレーブス(日本時間3日・ロサンゼルス)
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は2日(日本時間3日)、本拠地で行われるブレーブス戦前に取材に応じ、佐々木朗希投手について言及。「彼は苦労することに慣れていない」などと話した。
佐々木は19日の東京シリーズ第2戦でメジャーデビュー。最速100.5マイル(約162キロ)をマークしたものの、3回に3連続四球で押し出しを許して3回1失点で降板した。29日(同30日)には本拠地のタイガース戦で米国デビューを飾った。しかしこの日も制球力を欠き、61球でストライクは32球。押し出し含む4四球で2回持たずに交代。ベンチでは涙を浮かべる場面もあった。
2試合続けて早期降板となり、日米メディアでも不安の声が上がる中、ロバーツ監督は「彼はうまく対処していると思う。彼は苦労することに慣れていない。私が聞いたところでは、今日の彼のブルペンは素晴らしかったようだ。そして彼が仕事に戻ったことを私は評価している。彼は土曜日に向けて(今後)準備が整うだろう」と期待を込めた。
佐々木はこの日、ブルペン入りして汗を流した。プライヤー投手コーチら多くの球団スタッフが見守る中で45球。スプリットなど変化球を交え、ピッチクロックの対策からかテンポの良く投げ込んだ。次戦登板は5日(同6日)の敵地フィリーズ戦が予定されている。
全米スポーツの中でも“厳しい”ことで知られるフィリーズファン。佐々木にはかなりのブーイングが浴びせられることになると思われるが、「(フィリーズ本拠地のファンは)ビジターのチームに厳しい。本拠地チーム(フィリーズ)に対しても同じことは言えるが。彼なら冷静に対処するだろう」と、精神面のタフさに注目した。(Full-Count編集部)