【WWE】RAW(3月31日・日本時間4月1日/イギリス・ロンドン)【映像】180度の開脚スタイルで「半失神」 特別レフェリーとしてリングに立った女子レスラーが、誤爆キックやセカンドロープからの危険技を浴びて180度の開脚スタイルで&ldq…

【WWE】RAW(3月31日・日本時間4月1日/イギリス・ロンドン)

【映像】180度の開脚スタイルで「半失神」

 特別レフェリーとしてリングに立った女子レスラーが、誤爆キックやセカンドロープからの危険技を浴びて180度の開脚スタイルで“半失神”状態に…。衝撃の光景に「とんでもない格好だな…」「体がやわらけえ」「開脚受けいいぞ」など反響が相次いだ。

 WWE「RAW」のロンドン大会のメインイベント。イヨ・スカイとリア・リプリーのWWE女子世界王座戦に、特別ゲストレフェリーとして次期挑戦者・ビアンカ・ベレアが登場。慣れない大役ながらも奮闘するビアンカだったが、真面目すぎるレフェリングが裏目に出て災難続きとなった。

 試合は序盤からイヨとリアが互いに攻め合うハイレベルの攻防。両者一歩も譲らない展開となった。ビアンカはレフェリーとして厳格に裁こうと、細かくルールをチェック。ロープブレイクやカウントアウトを厳しく監視し、両者に公平なジャッジを心掛けた。

 しかし、この厳格さが災いする。試合中盤、リアがイヨをコーナーに追い詰めビッグブーツを放ったが、ビアンカが近づきすぎたため大誤爆。ビアンカは場外に吹っ飛び、バリケードに叩きつけられ場内騒然となる。

 ビアンカが場外でダウン中、リアはイヨをフィニッシャー「リップタイド」でマットに叩きつけカバーに入るも、レフェリー不在でカウントなし。観客が「1、2、3…」と勝手に数え、17まで続いた。ビアンカがフラフラでリングに戻ると、新たな災難が。ロープ際でのリアの攻撃をちゃんとカウントを数えて引き剥がしたビアンカ・レフェリーだが、ストレス満タンのリアの振り払う手が目をかすめるアクシデント。さらにイヨがリアにドロップキックを放つも、リアが避けたためビアンカに命中。ビアンカは再びダウン…コッテコテの展開にファンから「古典的な流れw」「レフェリーがボロボロ」「もう無茶苦茶だよ」「レフェリー受難」と同情の声が上がった。

 イヨとリアが互いに攻撃を仕掛ける中、ビアンカが再び巻き添えを食らい、両者の技を立て続けに浴びた。堪忍袋の緒が切れたビアンカは「もう無理!」と両者失格を宣告。イヨがタイトルを防衛する形で試合は終了した。

 しかし、ビアンカの試練は続く。裁定に納得しないリアが“逆ギレ”してビアンカを襲撃。そこにイヨがムーンサルトで飛んできて毎週恒例の無法地帯と化した光景にファンからは「トリプルコントかこれは」「予定調和」「もうグチャグチャ」と呆れた様子。

 リング上に引きずり戻したリアは「試合が終わったらレフェリーでも何でもねえ」とビアンカへ頭突き、リップタイドと大暴れ。最後はビアンカのトレードマークである長いポニーテールを引っ張ってセカンドロープから「雪崩式リップタイド」の体勢に。あまりにも制御不能なリアの暴れっぷりにABEMAのWWE解説・堀江ガンツが引き気味に「これはやっちゃいけない攻撃ですよ…」とコメントするなか危険技を炸裂。ビアンカはマットに叩きつけられ、“180度開脚”の無様なポーズで半失神ダウン。リアはイヨにもリップタイドを決め、リング上に仁王立ちした。

 レフェリーが試合中に誤爆されることは多々あるが、ここまで露骨な”かわいがり”は前代未聞。とはいえ毎週3人のワチャワチャ乱闘劇を見せられてきたファンにとっては想定内の展開だったか「(ビアンカ)良い受け」「開脚受けいいぞ」「とんでもない格好だな…」「体がやわらけえ」と大災難だった特別レフェリーに同情する声は皆無。「レッスルマニア41」でビアンカはイヨと対戦予定だが、今回の災難は彼女にとって大きな試練となった。厳格なレフェリングが裏目に出たビアンカが、レッスルマニアでどう挽回するのか注目だ。(ABEMA/WWE『RAW』)