【NASCAR】Cook Out 400/マーティンズビル・スピードウェイ(日本時間3月31日)【映像】接触多発!衝撃の肉弾バトル 全米でナンバーワン人気を誇るレース、NASCARの2025年第7戦「クック・アウト400」が開催された。ここ…
【NASCAR】Cook Out 400/マーティンズビル・スピードウェイ(日本時間3月31日)
全米でナンバーワン人気を誇るレース、NASCARの2025年第7戦「クック・アウト400」が開催された。ここのオーバルトラックは狭く、最高速度が出しにくいコースになっているため、ストックカーレースらしい、ボディを激しくぶつけ合う肉弾戦が見られた。
今回レースの舞台になったのは、バージニア州にあるマーティンズビル・スピードウェイ。ここは1947年に設立された、NASCARより長い歴史を持つ伝統のサーキットで、1周の距離がシーズン中最も短い約0.5マイルとなっている。ショートトラックであるためコーナーもタイトになっており、他車との接触も起きやすい。
レースは40周目、イエローコーション(追い抜き禁止)中の低速走行から、ペースカーがピットへ入ると一気にスピードを上げるローリングスタートとなった。アンダーイエロー下では「2ワイド(2列横隊)」状態で走っていたマシンが、前のマシンを追い抜こうと横に出て、場所によっては3列が横に並ぶ「3ワイド」になった。
ほぼ全マシンが密集した状態で、しかもコースが狭いこともあって接触が多発。アンダーイエローでタイヤ交換したドライバーとしなかったドライバーでのマシンの加速度にも差があり、コース上は余計に混乱状態になる。そこで割りを食ったのが、ルーキードライバーのライリー・ハーベストだった。
ハーベストの35号車は、3ワイド状態から細かな接触もあって、アウト側へどんどん押し出されていく。すると後から来たマシンを次々とイン側に入らせてしまい抜かれていく始末。解説のジャック・アマノ氏によれば、「ルーキーにはキツいですね。外のレーンにいっちゃうとますます苦しい。先輩やチームメイトにぶつけたくないという遠慮もあるかもしれません」ということだ。
視聴者からは、「ごつんごつん」「アウトサイド不利だよね」「プロの洗礼」「よく入れるな」「ゴンw」「入れてよぉ」と、このストックカーレースならではの渋滞時の接触状態を楽しんでいるようなコメントが集まった。
(ABEMA『NASCAR Groove』/(C)NASCAR)