◆明治安田J1リーグ▽第8節 広島1―0鹿島(2日・Eピース) 鹿島は広島に0―1で敗れ、今季2敗目を喫した。順位は1位のまま動かなかったが、2位町田との勝ち点差はなくなった。 採点と寸評は以下の通り。鬼木達監督【5・5】技術や戦術、強度で…
◆明治安田J1リーグ▽第8節 広島1―0鹿島(2日・Eピース)
鹿島は広島に0―1で敗れ、今季2敗目を喫した。順位は1位のまま動かなかったが、2位町田との勝ち点差はなくなった。
採点と寸評は以下の通り。
鬼木達監督【5・5】技術や戦術、強度ではなく「練度」の差がスコアに反映された印象。次回対戦までに差を埋めるには「徹底」あるのみ
GK早川友基【6・0】ダイビングヘッドを防いだシーンは紛れもないスーパーセーブ。健在
DF濃野公人【6・0】(決定機を決められなかった時に「そもそもDFだし」という思いと「でも濃野公人だし」という思いが交錯して採点が毎回悩ましいのでそろそろ決めてほしいが)おおむね及第点
DF植田直通【6・0】ペナ内での相手FWの活躍は1、2度ほど。DFラインは安定していた
DF関川郁万【6・0】失点シーンは責められない。安定感ある守備。ここまで複数失点ゼロは素晴らしい結果
DF安西幸輝【6・0】左MF、左ボランチとうまく連動して対応。攻め上がりのタイミングも良かった
MF舩橋佑【5・5】効いていたかと問われれば「効いていた」だが、崩すには至らず。縦移動にももっと積極的になりたい
MF樋口雄太【5・5】顔を出す動きで活性化させるも、広島のダブルボランチが手練れだったのと、降りてくるジャーメインへの対応が曖昧に
MF小池龍太【5・5】ダイナミックさに欠けた印象。サイドバックに移ってからの方が良さが出た
MFチャヴリッチ【6・0】脳しんとうの疑いにより前半途中で交代。相手の脅威になっていただけに悔やまれる。数試合スキップすると思われるが、しっかり休んだ上での完全復活に期待
FW鈴木優磨【5・5】相手3バックの上がりをケアするなど献身的にプレーしたが、要所で足をとられる場面も何度かあり、スルーパスも引っかかってしまった
FWレオセアラ【5・5】ゴール前でボールを呼び込むことはできず。消化不良の展開に
MF師岡柊生【5・0】チャヴリッチの負傷を受けて前半35分にIN。判断の部分で課題が露呈
MF柴崎岳【6・0】後半17分IN。視界良好
FW田川亨介【5・0】後半33分IN。不完全燃焼
MF三竿健斗【6・0】後半33分IN。潰し健在
MF荒木遼太郎【―】後半43分IN。次も見たい、もっと長い時間見たいと思わせるプレー
MF松村優太【―】後半43分IN。短い時間ながら、不慣れな左サイドバックで思い切った上下動
笠原寛貴主審【5・0】プレーオンにするならするで、ノーカードにするならするで、もっと胸を張って判断しないと周りが納得しない
※平均5・5~6・0点(採点・岡島 智哉)