「ウエスタン、広島5-0阪神」(2日、由宇球場) チームは4安打無得点だが、阪神・百崎が3打数2安打と気を吐いた。1本目は、二回2死で迎えた第1打席。フルカウントまで粘ると、7球目の変化球に食らいつき左前打とした。2本目は七回1死からツー…
「ウエスタン、広島5-0阪神」(2日、由宇球場)
チームは4安打無得点だが、阪神・百崎が3打数2安打と気を吐いた。1本目は、二回2死で迎えた第1打席。フルカウントまで粘ると、7球目の変化球に食らいつき左前打とした。2本目は七回1死からツーシームを仕留めて左前打。「今日は元々スタメンではなかったが、チャンスが回ってきた。結果が求められるのは当然」と巡ってきた出番に奮起。アピール必須の好機を逃さなかった。
ウエスタン開幕後、14試合に出場し、打率は・324と好調を維持。4回目のマルチ安打となった。コンタクト率は高いが「武器は長打。それを消したくないので、良い感じに継続できたら」と語ったように二塁打も4本放っており、長打力も強みの一つだ。
平田2軍監督は「もうずっと良い。もう褒めるしかないわ」と手放しで絶賛。続けて「秋季キャンプも残って鳴尾浜で黙々とやっていた。反骨心があるわな」と19歳内野手の魅力を語った。課題も見えた。「スピードが速い投手に変化球を交ぜられたら対応できなかった。勉強になる」と今後に生かす。「まだ始まったばかり。1年通してこういうバッティングができれば」。初の1軍昇格を目指し、さらに打撃を磨いていく。