2011年に柏でJリーグMVPに輝いたレアンドロ・ドミンゲスさんが1日、精巣がんのため41歳で死去した。ブラジルの複数メディアが報じた。日本では柏や名古屋、横浜FCでプレー。華麗なテクニックでファンを魅了した技巧派MFを、かつて担当した記…

 2011年に柏でJリーグMVPに輝いたレアンドロ・ドミンゲスさんが1日、精巣がんのため41歳で死去した。ブラジルの複数メディアが報じた。日本では柏や名古屋、横浜FCでプレー。華麗なテクニックでファンを魅了した技巧派MFを、かつて担当した記者が振り返った。

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 別格だった。柏に加入1年目は「J2では“反則”」と他クラブがぼやくほどの圧倒的な力を発揮。J1に昇格した11年以降、その人間性も広まり「レアンドロが欲しい」という他クラブの声が絶えなかった。

 チームメートから「兄(にい)やん」と呼ばれた。自家用車を持たずに柏のクラブハウスには自宅から徒歩通勤。両手を後ろに組みながら歩くベテランコーチのような姿、落ち着いた物腰からつけられた。取材しても仲間や家族への感謝の思いを口にし、誠実さが伝わる選手だった。

 11年のJ1優勝に貢献した元日本代表FWの工藤壮人さんは22年、水頭症の手術後に32歳という若さで死去した。早すぎる優勝メンバーの悲報。ピッチを駆け抜けた思い出はみんなの心に残っている。(10~11年柏担当・山田 豊)