◆明治安田J1リーグ▽第8節 広島1―0鹿島(2日・Eピース) 鹿島は広島に0―1で敗れ、今季2敗目を喫した。*  *  * 序盤は一進一退の攻防となったが、前半22分、スローインからの軽い守備対応から左サイドを破られ、中で合わせられて先制…

◆明治安田J1リーグ▽第8節 広島1―0鹿島(2日・Eピース)

 鹿島は広島に0―1で敗れ、今季2敗目を喫した。

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 序盤は一進一退の攻防となったが、前半22分、スローインからの軽い守備対応から左サイドを破られ、中で合わせられて先制点を与えてしまう。同35分にはFWチャヴリッチが脳しんとうの疑いにより、プレー続行が不可能に。MF師岡柊生がピッチに入った。

 後半も中盤、DFラインに球際の強者をそろえる広島の守備をなかなか崩すことができず。濃野公人のサイドMF起用やMF柴崎岳の投入などで打開を試みたが、後ろ重心ながら速攻の怖さも備えた広島を攻略できない時間が続いた。

 最終盤には、途中投入されたMF荒木遼太郎、MF松村優太が前線からの守備や突破力で実力を示したものの、最後まで1点は遠かった。

 湘南との開幕戦以来の黒星となり、引き分けを挟んだ連勝は5でストップ。前節で昨季王者・神戸に勝利し、勢いを持って広島に乗り込んだが、力負けで勝ち点を奪うことはできなかった。