◆明治安田 J1リーグ▽第8節 浦和2―1清水(2日・埼スタ) 浦和が今季初の複数得点を奪い、清水に競り勝った。MF渡辺凌磨、MFマテウス・サビオのゴールでリードを奪うと、清水の反撃を1点にしのいで逃げ切った。 0―0の前半4分、MF渡辺が…

◆明治安田 J1リーグ▽第8節 浦和2―1清水(2日・埼スタ)

 浦和が今季初の複数得点を奪い、清水に競り勝った。MF渡辺凌磨、MFマテウス・サビオのゴールでリードを奪うと、清水の反撃を1点にしのいで逃げ切った。

 0―0の前半4分、MF渡辺が右サイドのMFサビオからの横パスをボックス外で受けると、利き足ではない左足でミドルシュート。前節のC大阪戦に続く2試合連続ゴールで先制に成功した。

 1点リードの後半14分には、MFサビオに待望の移籍後初ゴールが生まれた。右サイドからDF石原のクロスが相手DFに当たって流れたボールを、左足ボレーでミート。ニアサイドの狭いスペースを抜く高難易度のシュートを決めてリードを広げた。今季8試合目での初ゴールに、サビオは赤く染まった浦和サポーターの前で感情を爆発させた。

 後半34分にはCKから清水DF高木に決められて1点差に。その後も押し込まれる展開が続いたが、この試合の先発出場でJ1通算出場数で単独2位に浮上した元日本代表GK西川周作を中心にしのいだ。西川は632試合目の出場となり、この日まで並んでいた楢崎正剛氏を抜き、1位の遠藤保仁氏が持つ672試合に挑む権利を得た。