ディープインパクト産駒が2年ぶりのJRA・GI制覇なるか。大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)にはジャスティンパレス(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)とヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)の2頭が参戦する。 ディープインパクト産駒はこれ…

 ディープインパクト産駒が2年ぶりのJRA・GI制覇なるか。大阪杯(4歳上・GI・芝2000m)にはジャスティンパレス(牡6、栗東・杉山晴紀厩舎)とヨーホーレイク(牡7、栗東・友道康夫厩舎)の2頭が参戦する。

 ディープインパクト産駒はこれまでJRA・GIを72勝。11年から23年までは13年連続で勝利していた。しかし、24年は延べ16頭が走り、ヴィクトリアマイルのフィアスプライド、有馬記念のシャフリヤールの2着が最高着順。連続年勝利記録がストップしている。

 大阪杯にはジャスティンパレスとヨーホーレイクの2頭が参戦する。ジャスティンパレスは23年の天皇賞(春)の勝ち馬だ。その後は勝利こそないものの、24年の宝塚記念(10着)を除く7戦で掲示板を確保。今回は23年の宝塚記念(3着)以来、実に8戦ぶりのコンビとなる鮫島克駿騎手の手綱捌きに期待がかかる。もう1頭のヨーホーレイクは前走の京都記念で重賞3勝目をゲット。明けて7歳だが、度重なる故障で長期休養を強いられていたので、キャリア12戦とまだまだフレッシュだ。遅めの充実期を迎え、21年の日本ダービー(7着)以来、4回目のGI参戦となる。

 どちらかが勝てば、ディープインパクト産駒として23年の天皇賞(春)のジャスティンパレス以来のJRA・GI制覇となる。甲乙つけがたい2頭。15年の1着ラキシス→2着キズナ、22年の1着ポタジェ→2着レイパパレに続く、レース史上3回目の「ディープ丼」まであっても驚けない。