現地時間4月1日(日本時間4月2日)、NBAではスーパースターたちが“エイプリルフール”に「ウソだろ?」と疑ってしまうような…
現地時間4月1日(日本時間4月2日)、NBAではスーパースターたちが“エイプリルフール”に「ウソだろ?」と疑ってしまうような規格外の大活躍を見せた。
ゴールデンステイト・ウォリアーズが敵地に乗り込んだメンフィス・グリズリーズ戦では、ステフィン・カリーが序盤から長距離砲を披露し、3ポイントシュート12本の成功を含む52得点10リバウンド8アシスト5スティールを記録。グリズリーズを破り、チームをウェスタン・カンファレンス5位浮上に導いた。
この活躍については、マイケル・ジョーダンらの名前も引き合いに数々の記録が紹介されているが、NBAは「50得点以上3ポイント10本以上5スティール以上」を記録した史上初の選手になったと紹介した。また、中継画面のキャプチャーをSNSに投稿し、30歳以降で50得点以上を多数記録している上位の選手を紹介。カリーはマイケル・ジョーダン、デイミアン・リラード(ともに6回)、ウィルト・チェンバレン(7回)を引き離し、NBA史上最多10度目の50得点超えとなった。
さらにデンバー・ナゲッツの“ジョーカー”ことニコラ・ヨキッチも、同日に行われたミネソタ・ティンバーウルブズ戦で、キャリアハイとなる61得点に加え、10リバウンド10アシストを記録し、今シーズン31度目、通算161度目となるトリプルダブルを達成した。
NBAによると、60得点以上を含むトリプルダブルを達成したのは、2018年のジェームズ・ハーデン、2022年のルカ・ドンチッチに続き史上3人目。『StatMuse』は50得点以上を記録した試合数でシャキール・オニールに並んだと伝えた。
しかし、ヨキッチの“ウソみたいな活躍”も虚しく、ナゲッツは延長の末に敗戦。ヨキッチは第2クォーター残り6分38秒にコートに戻ってから一度もベンチに下がることなく、ダブルオーバータイムも含め40分38秒連続出場。58分のうち52分38秒プレーした。
MVP2度のカリーと、3度のヨキッチが揃ってモンスタースタッツを残した1日について、NBA公式Xアカウントは「2025年4月1日は歴史的な日」と投稿。NBA史上初めて複数のMVP受賞選手が50得点以上を記録したと綴った。
【動画】衝撃のエイプリルフール…カリー&ヨキッチのプレーハイライト映像