「ドジャース3-1ブレーブス」(1日、ロサンゼルス) ドジャースの大谷翔平投手は1点を追う六回の第3打席で3試合、12打席ぶりの安打となる右前打を放った。 昨季のサイ・ヤング賞左腕、セールと3度目の対戦となった大谷。初球の低めがストライク…

 「ドジャース3-1ブレーブス」(1日、ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手は1点を追う六回の第3打席で3試合、12打席ぶりの安打となる右前打を放った。

 昨季のサイ・ヤング賞左腕、セールと3度目の対戦となった大谷。初球の低めがストライクと判定され、2球目のスライダーはファウルになった。

 2打席目と同様に2球で追い込まれてしまった大谷。低めのスライダーを捉えて右前に運んだ。3試合ぶりのヒットだ。ここで続くベッツが左翼へ逆転2ランを放ち、本拠地は大熱狂だ。さらにエドマンが安打を放ったところでセールを降板に追い込み、スミスの適時打でもう1点を追加。大谷の一打から一気にスイッチが入ったかのように3点を奪った。

 第1打席はアウトローを引っかけての二ゴロ。第2打席はフルカウントへ勝負を持ち込み、直球をきれいに捉えたが、打球は二塁ベース付近にいた遊撃手の正面に。不運にも遊ゴロに倒れていた。

 直前のベンチでは山本由伸投手にちょっかいを出した一方、バーンズが大谷のバット2本を持ち出そうとするなど、リラックスした雰囲気が漂っていた。

 試合は大谷が起点となった六回の攻撃で奪った3点を守り切り、開幕から破竹の7連勝。ロサンゼルス移転後は球団新記録となり、ブルックリン時代の1955年以来となる快進撃になった。