ヤンキースが開幕4試合で18本塁打のメジャー新記録をつくった(C)Getty Images ヤンキースが現地時間4月1日(日本時間2日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦。開幕4試合で18本塁打のメジャー新記録をつくった。「トルピード(魚…

ヤンキースが開幕4試合で18本塁打のメジャー新記録をつくった(C)Getty Images

 ヤンキースが現地時間4月1日(日本時間2日)、本拠地でダイヤモンドバックスと対戦。開幕4試合で18本塁打のメジャー新記録をつくった。「トルピード(魚雷)バット」を導入した強力打線の勢いは止まらないようだ。

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 ダイヤモンドバックスの先発はコービン・バーンズで、6年2億1000万ドル(約332億円)で今季加入した。2021年にはサイ・ヤング賞も獲得している右腕だが、2点先制された直後の3回、先頭のジェイソン・ドミンゲスが右中間席へ1号ソロを放った。

 この一発で2006年のタイガースと並ぶ開幕4試合で16本塁打のメジャータイ記録とすると、4回には、5番のアンソニー・ボルピが左中間席へ3号同点弾。メジャー新記録となった。

 7回まで4-2とリードしていたヤンキースだったが、8回にユジニオ・スアレスに満塁弾を浴びるなど一挙5得点を奪われ逆転されてしまう。

 9回にもベン・ライスが一発を放ち、開幕4試合で18本塁打と打線は好調。5-7と試合には敗れて開幕4連勝は逃したものの、魚雷バットの効果はてき面のようだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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